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開発ストーリー
はじめまして。ROSY LILY代表の加島です。
靴というのは不思議な存在です。
全体の中では小さなパーツにもかかわらず、足元の印象がその人の雰囲気を大きく左右します。
たとえば、同じ服装でも靴を変えるだけで、まるで別のスタイルに感じられたりしますよね。
そして何より、靴が綺麗なだけで、気持ちも自然とシャキッとする——そんな経験、ありませんか?
でも、現実はなかなかそうもいかない。
忙しい日々のなかで、「靴を洗う」という選択肢は、気づけば頭の外に追いやられていました。
なぜ作ろうと思ったのか
新品の靴を履いたときのあの高揚感は、確かに気分を上げてくれます。
でも本当は、気に入っている靴を、できるだけ長く、大切に使いたい。
ところが、靴を洗うのって本当に面倒なんです。
水を張って、すすいで、乾かして……
それだけで週末がひとつ潰れるような感覚さえあります。
そんな手間のせいで、「汚れたら買い替える」という選択が当たり前になっている。
でも、それってどこかおかしい気がしていました。
だからこそ、「気軽に洗えて、気持ちも整う」——
そんな新しい選択肢を、日常に取り戻したかったのです。
どんな製品を目指したのか
私たちがROSY LILYをつくるうえで大切にしたのは、
“靴を洗う行為そのもののハードルを下げること”。
・すすがなくていい
・時間がかからない
・香りが心地いい
・しかも気持ちまでスッキリする
これなら、靴洗いが「続けたくなる習慣」になる。
そう確信して、研究と試作を重ねました。
ROSY LILYという名前の意味
ブランド名「ROSY LILY」は、日本原産のユリ「オトメユリ」の英語名です。
この花には『飾らぬ美』という花言葉があります。
控えめだけど、芯がある。
ありのままの美しさを大切にしたいという、私たちの想いと重なりました。
偶然のようで必然だったこの名前に、私たちのブランドの姿勢が込められています。
香りに込めたストーリー
2021年、定番の香りとして新たに加わったのが「HIMESAYURI」。
実は、オトメユリにはもうひとつの呼び名があります。
それが「ヒメサユリ」。どちらも同じ花ですが、地域によって呼び名が異なるのです。
この二つの香りに、自然なかたちで名前をつけようとなったとき、
私たちはあえてその花の名前を使うことにしました。
・甘く優しい香りの「OTOMEYURI」
・華やかでエレガントな香りの「HIMESAYURI」
香りを選ぶ時間も、あなたの心を整えるひとときになりますように。
これからの私たち
ROSY LILYは、単なる靴用の洗剤ブランドではありません。
「足元を変えると、心が変わる」
この言葉を信じて、私たちはプロダクトをつくり、世界観を届けています。
新しい靴を買わなくてもいい。
今ある靴を、また履きたくなるように整える。
そんな小さな優雅さが、あなたの日常に少しずつ広がっていくことを願って。